一般社団法人日本カンナビジオール協会

■一般社団法人日本カンナビジオール協会 カンナビノイド分析センター


カンナビジオールの含有量を正確に分析可能な第三者機関として
「カンナビノイド分析センター」を設立いたしました。

 近年、麻の含有成分であるカンナビノイド類に関して様々な研究が行われ、カンナビジオール(CBD)の有用性について着目されています。一方で、麻にはテトラヒドロカンナビノール (THC)という麻薬に分類される非常に危険な成分も含有している事が知られています。 私たちの健康維持、増進に有用であると考えられるCBDですが、品質面で十分な管理がされているわけではありません。というのも、麻成分の分析は技術的には問題がないものの、法的な問題をクリアする必要があり、民間の検査センターでは受託が困難な状況にありました。
 当分析センターは、令和元年10月よりCBDの研究を行っています。研究の目的はCBDの安全性や有用性、公衆衛生に関することです。その一環としてカンナビノイド類の分析を行います。同時に危険な成分であるTHCを含有する製品が一般消費者へ流通される事が無いように、公正かつ厳正な立場で原料及び最終製品での受託分析を行います。 ※THCの国内での定性試験は信頼性が著しく低いことから、海外で検査を行います。

また、品質に一定の基準を設け、品質が十分に確保されていると判断した製品については認証マークを発行し、メーカー名、商品名を当協会ホームページに掲載致します。我々の協会の認証制度の目的は企業のリスクマネジメントの一環であり、認証ビジネスではありません。原料の詳細が十分確認取れない製品については認証出来ない場合がありますので、ご注意ください。

健全なCBD産業の育成・発展と食の安全性を守るため、「一般社団法人日本カンナビジオール普及機構」など業界関連団体と連携し、情報発信と啓蒙活動も積極的に行ってまいります。

■Q&A


当協会が行うCannabinoid分析について、お客様から問い合わせが多いためQ&Aを作成致しましたので、ご参考ください

Q) 分析では何を測定するのですか?

  A) 当センターでは製品中に含まれるCBDを定量的に分析致します。THCについては、日本国内で標準品が手に入らないため、定性的な分析になります。外部機関にて詳細の分析を行うことができます。

Q) 分析にはどれくらい期間がかかりますか?

  A) 検体を受領してから10営業日いただいております。THCの詳細な分析を希望される場合は検体受領してから3週間程度いただいております。

Q) 費用はどれくらいかかりますか?

  A) 認証を取得する場合は、書類のチェックから分析まで全て行いますので、トータルで30万円(税抜)です。
※会員企業は25万円(税抜)分析する製品が多い場合は、別途年契約も行っております。また認証取得しない場合や、2回目以降の分析については検査費用のみになることがあります。ご相談ください。

Q) 費用が高いと思うのですが?

  A) 認証取得する場合は厳密に分析を行いますので、外部機関のTHC検査も込みの費用になっております。2回目以降は同条件であれば検査費用のみになります。ご相談ください。

Q) 個人輸入したCBD製品を検査してもらえますか?機内持ち込みしたCBD製品を検査してもらえますか?

  A) 税関を通して正規で輸入した製品のみの検査となります。

Q) 分析機器を見学できますか?

  A) 研究室は学生も出入りしているため、急な見学はお断りしております。事前にご相談ください。

Q) ここでTHCフリーという結果が出たのに、別の検査でTHCが出たらどうしますか?

  A) 分析結果には測定条件を示しております。その測定条件において検出できたかどうかご報告するものであり、THCが絶対入っていないという証明ではありません。測定する機器や条件が違っていたり、測定する製品のロットが異なる場合には、違う結果が出る場合があります。認証取得の場合には必ず外部にて詳細分析も行なっていますので、ご安心ください。

Q) どんな製品でも検査してもらえますか?

  A) 現在のところオイル、リキッドなどの液体製品は分析可能です。錠剤、ハードカプセルなどについては検討中となっております。



★検査のお問い合わせは
info@j-cbd.org
まで。件名に「検査希望」とお書きください

運営

一般社団法人
日本カンナビジオール協会

東京都世田谷区宇奈根1-37-18
TEL:03-5860-2456
お問い合わせ:info@j-cbd.org
お問い合わせの際は企業名、返信連絡電話番号なども必ず明記の上、お問い合わせください

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